こっそり転職活動をしていて、ふと思ったこと。ちなみに、行間を読むのではなく、もっと物理的な話。
こっちでは(僕があんまり熱心に転職活動をしていないからなのか)、エージェントが電話もしくはメールを送ってきて求職条件にマッチしたら先に進めるという、どちらかといえば受動的な感じでことが進む。もちろん、自分から応募した場合は向こうの条件に職歴等がマッチした場合のみ先に進む。この辺はどこでも一緒だろう。
さて、現在僕は1件面接が予定されていて今日の午後にそれに行く予定である。っが、それは別の話。今回はその面接をアレンジしたエージェントの話である。
よく、「オランダ人では話しかけた言語で会話を進められる」といわれるくらい言語能力が高いと信じられている。まぁ、ヨーロッパ内の言語なら概ねそうと言えるが、もちろん例外もいる。件のエージェントはどちらかと言えばその例外に当てはまる方のタイプで、ちょっと英語能力が怪しい。そうすると、たまに「何が言いたいのかいまいち分からない表現」というのが出てきて、多分これかなぁと想像することがある。正直なところこれが結構きつい。
何故きついか?普通に日本語を勉強している外国人と会話する際のことを思い浮かべればいいだろう。途切れ途切れで話すとか、言い回しがなんだかわけの分からないものだったりとか、そんな感じ。そうすると、多分こういいたいのかな?と推測をするわけだ。問題は、母語であればその推測が大抵当たるし、そんなに大変じゃないんだけど、第二外国語以降の言語だと習熟度に応じて難易度が変動する。僕の英語はリーズナブル(なんて訳すといいんだろう?)レベルだと思っていて、その手のことをするのは結構しんどいのである。特に、つっかえつっかえだと1秒前に言われた言葉が頭から抜けるのだ。
理解できなかった部分はどうするのか?聞きなおしても同じことが起きるので、「とりあえず最後にメール送ってくれるように聞いてみるか」となって理解を放棄する傾向にある。水は低い方に流れるのだ。あまり、相手の言いたいことを想像しない。よくない傾向である。
ちなみに、この現象は人ごみの中で電話をとったときとか、バスの中、電車の中でも起きる。雑音の中から向こう側の声を拾えないのである。(取りこぼすといった方がいいか?)。これは単純に言語能力の問題なのでヒアリング能力を上げるしかないのだが。
こういう細かい部分ってどうやって鍛えればいいのだろう?なにかいい方法があれば是非教えて欲しいです。
2 comments:
言語能力を上げなきゃ! という切実な部分はさておき、わからなかった部分を「自分なりに推測」しないというのは、欧州においてはむしろ正解なのではありませんか?
契約内容だの労働条件だのなんてものは as is に解釈すべきことの典型ですから、裏を取っていない推測で相手をわかった気になるのが一番危険だと思います。
相手が日本人でも十分危険なことですが、なあなあで済ますという概念を相手が持っていることが期待できない環境であれば、その危険性はうなぎのぼりというものでしょう。
そこまでシリアスな会話ではない、というのがきっとポイントなんだと思います。カジュアルとまでは行かないんですけど、契約とか条件とかまでは行かない、なんというか中間の適当に流せるんだけど突っ込んで聞いた方がいいようなという感じの、なんていうんでしょうね。
自分なりに推測というのも表現が悪かったかもしれません、どちらかといえば穴あき部分の補完に近いかなぁと。(あんまり変わりませんね)。
ただ、3回聞きなおして、ピースを集めてこっちから質問してなお違うという会話だったので、いろいろな部分が足りないでしょう。
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