っが、それでは困ることが出てきた。テストを走らせるとかなりのメモリを消費し、Cygwin上でメモリ不足で落ちることがあるのである。地道に不要なオブジェクトをGCフレンドリにしたりして、50MB程度使用量を削ったのだが、焼け石に水感が拭えない。結局後100とかテストファイルが増えれば元の木阿弥な気がするからだ。
実は何が冗長な情報を持っているかは分かっている。ライブラリだ。どこかで書いたがSagittariusではライブラリもオブジェクトでその中にいくつかのメタ情報を持たせてある。importやexportの情報だ。 この二つは必須なので削りようがないのだが、もう一つ、そして恐らく大量にメモリを消費している情報で、親ライブラリ情報がある。これは何をしているのかと言えば、どのライブラリから何がimportされたかという情報である。たとえば以下のコード;
(library (lib1) (export v1) (import (rnrs)) (define v1 1)) (library (lib2) (export v1 v2) (import (rnrs) (lib1)) (define v2 2))(lib2)は(rnrs)と(lib1)を親ライブラリとして持ち、(lib1)からv1を(rnrs)からは全てのシンボルをimportしているという感じである。
これが、かなり冗長(無駄ともいう)情報を持っていて、たとえば、(rnrs)は親に(rnrs base)とか持っていて、(lib2)はそれが何をexportしているという情報を全て持っている。なんでそんな冗長にしてあるかと言えば、ライブラリから値を引っ張り出してくる際に、その方が楽だからなのだが、はっきり言えば無駄である。実際、import情報だけあれば、全て解決するものであるのだからだ。
このライブラリの実装は複雑怪奇になっていて、正直自分でも必要がなければ構いたくないレベルになっている。(キャッシュもそうだが・・・)。っが今回必要が出てきてしまったので、頑張ってリファクタリングすることにする。とりあえず、意思表示だけ。
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