以前exportやincludeが(scheme base)からエクスポートされていないと書いたが、まじめに実装して「されていなくてもいいのか」とちょっと納得した。(includeに関しては他で使えてもいいかなぁと思ったのでexportされていてもいいんじゃとは思うが。これってR5RSで書かれたものの再利用が簡単にできるための措置なんだろうか?)
R7RSで定義されているライブラリの内、(scheme repl)は次のリリースでははずすことにした。というかinteractive-environmentが必要になる場面が想像できないのと、(scheme base)等のライブラリがimportされた環境をREPLに用意するのが大変なため。
R7RSのモジュールはコアなライブラリではなく、現状sitelib扱いにしている。libとsitelibで何が違うかといわれると大分混ざってしまった感があるので答えづらい。
構文も(たぶん)網羅されてるはず。(#u8とか)。ベクターはもともとself evaluateだったので問題なし。微妙な問題だが、#!r7rs(#!compatibleと現状は一緒、つまりデフォルト)をつけると`#`がnon-termな文字になる。つまりabc#vu8(1 2 3)というのはabc#vu8というシンボルと(1 2 3)というリストに分かれる。#!r6rsをつけるとabcと#vu8(1 2 3)になる。0.2.4から入るリーダマクロのおかげでかなり簡単に実装できている。
chibi-schemeに次いで2番目と言えるかはわからないが、割と早めにR7RSのサポートをしていると思う。(ライブラリはmoshのr7rs-bridgeから大分もらったが)
追記
6.8に
Note that this is the external representation of a vector, not an expression evaluating to a vector. It is an error not to quote a vector constant:なんてあった。quoteないとエラーなのね、本来は。まぁ、いいか。
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