2012-01-04

(続)R7RSドラフト5

ここから大きく変更はないだろうと仮定してdefine-libraryの実装に踏み切ろうかと思う。
定義を見ると、export、import、begin、include、include-ci、cond-expandがlibrary declarationとして定義されていて、それらが中に何度出てきてもよさそうな感じである(一回だけとか書いてないからそう読む)。
問題になりそうなのはexport、import、とcond-expandあたりだろう。
exportが2回以上出てきた際の扱いが書いてない。 両方をexportするのか、エラーではじくのか、処理系依存になるのだろうか?
importが複数回でた場合も特に記載がない。例えば以下のケース。
(define-library (import test)
  (import (scheme))
  (begin
    (define test 'a)
    ;; lazyは(scheme lazy)で提供されるが、
    ;; この場合はどう解決する?
    (define llist (lazy (cons 'a 'b))))
  (import (scheme lazy))
)
importの順番は関係ないのか、それとも上から順なのか。最終的な呼び出しは、Sagittariusの構造上importの順番は関係なのだが、マクロ展開についてはimportされた後しかマクロはつかえない。この場合上から順に解決すると、lazyはマクロではなく単なるプロシージャとして扱われる。どっちがR7RS的には正しいのだろうか?
cond-expandは現状では解決するのに外部ファイルを読み込む必要がでてくるので、ビルトインにする必要がある。ただ、libraryフィーチャが追加されているのでこれをどうするか。意図としては以下のようなものだろう。
(define-library (cond-expand test)
   (cond-expand
     ((library (srfi s1)) (import (srfi s1)))
     (else ;; 必要そうなリスト操作の自前実装
      )
)
あれば便利なんだろうけど、キャッシュとの兼ね合いが非常に悪くなりそう。R6RSで不便だった部分が解消されるイメージではあるが。
単純にR6RSのlibrary構文のエイリアスでは無理そうなので別途ビルトインシンタックスを作る必要がある。
素人目に見て結構微妙な構文に見えるがどうなんだろう?

とりあえず簡単なdefine-library構文をコンパイラに入れてみた。かなり手を抜いているのでR7RSが要求する「まっさらでimport以外はないライブラリ」は作ってないのだが、動いてはいる。
どうでもいいのだが、R7RSのBase Libraryにはexport、include、include-ciが入っていないんだけど、こいつらは構文じゃないの?

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