最近自社プロダクトでJSON-RPCを使っている外部インターフェースがあることに気づいた。ついでにその機能をテストする必要も出てきて、毎回SoapUIで作られたテスト用のスクリプトを数個走らせるのはたるいので、えいやっと作った。最新のHEADに入ってる。
JSON-RPC自体は仕様がネットで公開されているので、それを参照してもらうとして、実際にSagittarius上で使うと以下のような感じになる。
(import (rpc json) (rpc transport http)) (define request (make-json-request 'someMethod :params #((p1 . 1) (p2 . 2))) (let-values (((status header response) (rpc-http-request "http://somewhere.com/jsonrpc-service" request))) (json-response-result response))たったこれだけ!
JSON-RPC自体は非常に簡単な仕様なので、JSONを読み書きできるライブラリがあれば実装可能。 HTTPはSRFI-106で頑張ればいけるので、その気になればそこそこポータブルな実装でもいけるかもしれない(やる気はない)。
実装した際に一応気にしたのは、トランスポートとメッセージは可能な限り分離するということ。これは(今のところ予定はないが)他のRPC(Message PackとかXML-RPCとか)をサポートする際に自分が楽をしたいため。ただ、現状どちらの実装も一個しかないので上手いこと分離できてるかは多少不安。ついでに、JSONの読み書きに使っているChicken Schemeからの移植JSONライブラリはベクタをマップとして扱うので多少使い勝手が悪い部分もある(主にレスポンスデータの探索等)。まぁmatchが使えたり、メモリ気にしなくていいなら手間がかかる程度ではあるが・・・
実際のコードは実に合計で500行以下くらいなので、こういうのがサクッと作れる位には下地になるライブラリが揃っているということになる。多分に偏りがあるというか、一転集中型で揃っているだけだが・・・
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