今回のリリースはメンテナンスリリースです。
修正された不具合
- bytevector-***-set! (*** はs32、s64)にfixnumのマイナス値を与えるとエラーを投げる不具合が修正されました。
- (lambda ())及び(begin)が不正なクロージャを返す不具合が修正されました。現在は未定義値を返します。
- スタックサイズを超える引数をapplyするとSEGVする不具合が修正されました。
- bytevector->integerがオプショナル引数を無視する不具合が修正されました。
- (net oauth)ライブラリでエラーレポート手続きが不正な例外を投げる不具合が修正されました。
- SEFI-1ライブラリがeveryをエクスポートしていない不具合が修正されました。
- SRFI-17 一般化されたset!がサポートされました。
- 64ビット環境でのビルドがサポートされました(Windows 7、及びUbuntu 64bitで動作確認)
- コンパイル済みキャッシュのディレクトリ構造が32ビットと64ビット混在環境を許可するように変更されました。
- SRFI-1ライブラリの多くの手続きがimproper listを与えると例外を投げるように修正されました。(SRFI-1に準拠した形になります)
- fold-right及びunfoldが末尾再帰するように書き直されました。
- Gaucheライクなrefや変換を提供する(sagittarius object)が追加されました。
- REPL内でドキュメントを参照可能にする(sagittarius interactive support)が追加されました。
- eql specializerライブラリ(sagittarius mop eql)が追加されました。
- (text sxml sxpath)がドキュメント化されました
- (rfc uri)がドキュメント化されました
- (util bytevector)がドキュメント化されました
2 comments:
> Windows版の64bitインストーラーって需要あるんだろうか?
Windows7を使っているとむしろ、64-bitインストーラだけで良いや、という気がします
なるほど、Experimental(あんまり使い込んでないという意味で)という位置づけでくっつけてみます。
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