2014-08-23

SRFI-26の紹介

(LISP Library 365参加エントリ)

SRFI-26はカリー化を除いたパラメタの特殊化表記です。日本語にすると意味が分かりませんが(正しく訳せているのかすら疑問) 、要するにcutcuteです。どちらも手続きを作成するマクロです。使い方は以下:
(cut cons a <>)
;; -> (lambda (tmp) (cons a tmp))

(cut list a <> <>)
;; -> (lambda (tmp1 tmp2) (list a tmp1 tmp2))

(cut list a <> <...>)
;; -> (lambda (tmp1 . xs) (apply list a tmp1 xs))

(cute cons (+ a 1) <>)
;; -> (let ((a1 (+ a 1))) (lambda (tmp) (cons a1 tmp)))
どちらのマクロも第一引数を手続きとみなし、残りをその手続きの引数とします。<>及び<...>はプレースホルダーで、作成された手続きに渡される引数に置換されます。出現する順番どおりに引数に展開されます。cutは引数をそのままlambdaに展開し、cuteの方はプレースホルダーである<>以外の引数を評価を一度だけ行うことを保障します。

プレースホルダーの使い方ではまるのが以下の例です。
(cut cons a (list b <>))
;; -> (lambda () (cons a (list b <>)))
プレースホルダーはcutもしくはcuteと同じ深さにいないといけません。個人的にこれは不便だなぁと思う点ではあるのですが、ネストを考慮するとsyntax-rulesで書けない(もしくはものすごく頑張らないといけない)ので、まぁしょうがないのではないでしょうか。

今回はSRF-26を紹介しました。

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