Sagittariusは0.8.0からR7RS-largeのRedEditionをサポートするようになった。具体的には以下のライブラリが使用可能になる。
- (scheme list) - SRFI-1のエイリアス
- (scheme vector) - SRFI-133のエイリアス
- (scheme sort) - SRFI-132のエイリアス
- (scheme set) - SRFI-113のエイリアス
- (scheme charset) - SRFI-14のエイリアス
- (scheme hash-table) - SRFI-125のエイリアス
- (scheme ilist) - SRFI-116のエイリアス
- (scheme rlist) - SRFI-101の手続きをリネーム
- (scheme ideque) - SRFI-134のエイリアス
- (scheme text) - SRFI-135のエイリアス
- (scheme generator) - SRFI-121のエイリアス
- (scheme lseq) - SRFI-127のエイリアス
- (scheme stream) - SRFI-41のエイリアス
- (scheme box) - SRFI-111のエイリアス
- (scheme list-queue) - SRFI-117のエイリアス
- (scheme ephemeron) - SRFI-124のエイリアス
- (scheme comparator) - SRFI-128のエイリアス
注意するところとして、
- (scheme ilist)で作られる不変リストは通常の
car
等では扱えない - (scheme rlist)で作られるランダムリストは、同上
- (scheme ephemeron)は厳密にはephemeronではない(が仕様は満たしている)
RedEditionだと単に便利ライブラリが標準に追加されたくらいの感覚しかないが、それでもR7RS-largeをフルサポートしている処理系は現状ではSagittariusだけではないだろうか。
そういえば、その昔R7RS-largeに(scheme inquery)というライブラリが追加されたことがあるのだが、これって正式に仕様になってるのかな?SRFI-112とかWG2とか見ても見つからないから、ライブラリ名は先走りだったかな?
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