核心には触れない形で書くつもりだが、うっかりネタ晴らししてしまっていてもご容赦いただきたい。
とりあえず読んだ感想としては買って損はなかったになる。 日本なら書籍でも600円で買えるのだが、英語版は€10とほぼ2倍の値段である。日本で買える環境にあるなら日本語版をお勧めする。英語の勉強用?多分やめた方がいい。Yonabaruの会話文がえらく訛っているし、そこそこ難しい単語(1ページに1は知らん単語があった)が出てくるので楽しめないと思う。ただ、訳者がよかったのか、元がいいのか、はたまた両方なのかは分からないが個人的には読みやすかったという印象ではある。多分、SiFi系の小説にありがちなこてこての背景説明が少なかったというのもあるのだろう。
Wikipediaのページにある登場人物の項目でShastaがでかでかと載っているのだが、出番は少なめ。眼鏡オタク娘好きにはものたりないかもしれない。ShastaよりYonabaruの方がよっぽど登場回数多いのに載っていないのは何故だ?
Rita Vrataskiという名前からロシア系なのかなと勝手に思っていたのだが実はアメリカ、イリノイ州出身という。Ritaって名前にアメリカ人という印象がないのでいろいろやられた感はある。このページによると0.204%程度らしいのでそもそも珍しいのだろう。読み飛ばしたのかもしれないのだが、Ritaの本当の苗字ってなんだったんだろう?
ギタイ(Mimic)の命名由来も出てこなかった気がする。作中では膨らんだ蛙(bloated frog)と表現されていたが、漫画版ではそんな風には見えない。彼らが人間と戦争している理由に関しては、個人的にだが、ちょっとチープな感じがした。SiFiなのでまぁありなんだろうけど、唐突だなぁ感が拭えなかった。
今年の6月に映画がでる。題はEdge of Tomorrow。なぜ変えたし?Tom CruiseがKiriya Keiji役(役名William "Bill" Cage) なのだがどう見ても20台前半の新兵に見えない件。Rita Vrataski役のEmily Bluntもどう見ても22歳(実際には多分2つか3つ若い設定)に見えない件。原作は舞台日本で主人公日本人なんだけど、そこはアメリカ映画(Warner Brosってハリウッド?)、全部アメリカになってる。Trailer見ると面白そうではあるので見に行くかもしれない。
あまり書くとネタ晴らししそうなのでこれくらいにしておく。
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