時の羅針盤@blog
オランダの生活、自身が行っているSagittarius Schemeの開発日誌、
その他雑多なことをつづってます。
Let's start Scheme
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2015-01-26
JSONパーサの性能改善
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現状ではJSONパーサは (packrat) を用いて記述されている。 (packrat) はBNFに近い形でパーサが記述できるという点においてはよくできているのだが、性能という点ではあまり(かなり)よろしくない。特にJSON程度の文法であれば、専用のパーサを書くのもそんなに面倒...
2015-01-23
Implementing non portable syntax-case
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There are 2 portable syntax-case implementations, psyntax and SRFI-72. Both can be run on R5RS implementations and provide not only syntax-c...
味園ユニバース(La La La at Rock Bottom)
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ロッテルダムでやっている国際映画フェスティバルで日本語の映画がやるということで、同僚(もうすぐ元になるが)と映画を見に行った。詳細はこちら(オランダ語): 味園ユニバース(La La La at Rock Bottom) 以下はネタばれを含むので見てない方、これから見ようと思...
2015-01-18
SRFIを書く/採用する理由
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まだドラフトにもなっていないが新しいSRFIを提出した。ぶっちゃけ大したものではないが、あると便利系のものである。実装はR7RS+既存のSRFIで行ったのだが、これがまた面倒であった(多少SRFIを書く理由にかかる)。一つの処理系のみを使ってる、もしくは手元に過去の資産としてある...
2015-01-13
マクロの健全性または如何にして私はerマクロを使うのをやめsyntax-caseを愛するようになったか
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メモワール(Memoir)という単語をTwitter上で見かけて、自分も何か(主にあほなこと)を書きたくなっただけ。 Schemeにはhygienic macroなるものがあり、清潔なマクロとか健全なマクロとか訳されるのであるが、それを使うと変数の衝突などの問題をあまり考えな...
2015-01-10
Shallow string copy
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Since Sagittarius 0.5.10, symbols and keywords are also target of GC. And both are using string as it's real name. The strings were copi...
2015-01-08
識別子を識別するために
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SRFI-72を確認した結果 識別子の比較は、名前とその識別子の色で行われる 識別子が含む色はリストである(colors) 色はマクロが呼ばれる度に生成される 色は一意のシンボル(eq?でのみ比較される何か)である ソースの式に含まれるシンボルは全て識別子に変換される...
2 comments:
2015-01-07
致命的目な勘違い
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随分長いこと勘違いしていたのだが、以下のコードはエラーにならないといけない。 (import (rnrs)) (define-syntax aif (lambda (x) (syntax-case x () ((_ test then) ...
2015-01-04
Environment frames on identifiers
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Happy new year! I've kinda missed Japanese holidays around new years day since I needed to work on 2nd January. Some friends even remain...
2014-12-31
Reviewing 2014
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I usually write this things in Japanese but I've heard couple of times that I'm writing cryptogram language so just decided to write...
2014-12-29
datum->syntaxに潜む罠
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マクロ関連のバグの話(もう何度目だろう・・・) R6RSには datum->syntax という手続きがある。あるデータ(シンボル、リスト何でも可)を構文オブジェクトに変換するというものである。基本的な考え方は非常に簡単で、第一引数で受け取った構文情報を第二引数で受け取...
2014-12-20
SRFI-117の紹介
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( LISP Library 365 参加エントリ) 今回は最新のドラフト SRFI-117 を紹介します。今年一年SRFIの紹介をしてきましたが、今回が最終回になります。そこで現在SRFIのMLで議論されている最新のSRFIを紹介してみたいと思います。 SRFI-117...
2014-12-13
SRFI-42の紹介
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( LISP Library 365 参加エントリ) SRFI-42 は先行内包(訳: Scheme 翻訳規約 )を定めたSRFIです。CLのloopのScheme版と思えばいいかと思います。このSRFIができることはかなり多く全てを紹介するのは難しいので触りだけみてみましょ...
2014-12-05
SRFI-41の紹介
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( LISP Library 365 参加エントリ) SRFI-41 はストリームを扱いSRFIです。 元々はSRFI-40があってそれが廃止になり、初のR6RS用SRFIとして決定されたという経緯があるみたいです。MLからは時系列が今一把握できないのでどういう風に遷移したの...
2014-12-01
R7RSポータブルライブラリを書く際の落とし穴
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この記事は Lisp Advent Calendar 2014 の2日目として投稿されました。 R7RSでは処理系毎の差異を吸収可能な構文 cond-expand が採用されポータブルなコードが書きやすくなった。では実際のところどれくらい書きやすくなったかという話は寡聞にして...
2014-11-29
SRFI-39の紹介
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( LISP Library 365 参加エントリ) SRFI-39 はパラメタです。CLで言うところのスペシャル変数と同様のもので、Schemeでダイナミックスコープを可能にするものです。R7RSで標準にも採用されているので特にこれといった説明も必要ない気がしないでもないで...
2014-11-26
Concurrent processing on Scheme
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I'm trying to write concurrent library on Scheme, well more precisely aming to make a SRFI for this if I can. There are 2 reasons for do...
2014-11-22
行列計算の提案について思うこと
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comp.lang.schemeに 行列計算についての提案 が投下されてた。投稿者はNormal Schemeの笹川氏のようである。この提案についてのc.l.sの反応に氏は納得していないようではあるが *1 、個人的にはまだ未成熟ではあるものの、SRFIとして提案されてもいいので...
2014-11-21
Washington D.C. 四日目
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四日目も観光。 なぜかiPhoneの写真用ディレクトリがWindowsから見えないので写真はなし・・・なんだこれ? 2日目にワシントンモニュメント+ダウンタウンを攻めたので、4日目はペンタゴン方面を攻めてみようという感じで移動。基本的に徒歩でいける圏内なので歩いて。 ...
2014-11-20
Washington D.C. 三日目(Scheme Workshop2014)
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ワシントン三日目は Scheme Workshop2014 。このためにワシントンに来たので外すわけには行かないw 招待講演とキーノート以外の論文はサイトからダウンロードできる。 最初はJohn CowanのR7RS-largeの近況。R7RSとR6RSの違い、R7RS-s...
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