PRAGUE FATALE: A BERNIE GUNTHER THRILLER
8月くらいに買った本を今年の1月に読み終えるというていたらくっぷり。
物語は1941年のドイツ、ベルリンでオランダから単身赴任していた男が殺害されていたところから始まる。
話としてはナチス将校のHeindrichが、オランダ人殺人事件を追っていたベルリン警察刑事のGuntherをボディーガードとしてチェコのプラグに呼び、といった感じでつながっていく。個人的には、殺害されたオランダ人の伏線の回収がちょっと強引じゃないかなぁ?とか、途中でたぶんこれ殺したのあの人だなぁ(コナン風)ってなんとなく分かっちゃったりとかしたけど、全体をみれば面白いと思う。Heindrichが僕の中で人のいいおじいさんでイメージされてたのが、最後になってやっぱり典型的なナチス将校になったというのもあるが。どこを読み間違えたんだ?
なぜ読むのに5ヶ月もかかったかといえば、かなり断続的に読んでいたというのもあるんだけど、1941年当時のドイツとかチェコとかの情勢が全くイメージできずにいまいち話にのめりこめなかったというのが大きい気がする。(英語を読むのが遅いというのもあるが、それでもまともに読めば10日から20日かからないくらいで読める)。そういう意味では当時の情勢が分かっているともっと楽しめたかもしれない。ペーパバックの表紙に'UTTERLY CONVINCING'なんて書いてあったりするのだから、いろいろリアルに書いてあるんだと思う。
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