2015-05-14

オランダで働くということ

妹からWhat's Appでオランダの労働環境的なものの質問が来て、「これはブログのネタになる」と思ったのでまとめてみることにする。法律的なことは詳しくないし、あくまで僕の経験+聞いた内容なので正確性は低いと思ってもらえるとありがたい。断定的な言葉を使っているが後ろに「と思う」とか「のはず」とかを捕捉してもらいたい。

雇用形態


オランダでは基本的に「無期限契約」か「期限付き契約」しかない。どちらも扱いは正社員という扱いになるが、後者は期限がくると契約更新がある。僕は最初の会社は「一年契約」の後に「無期限契約」になった。当然だが、ずっと「一年契約」が続くかもしれないし、契約を打ち切られるかもしれない。また、オランダでは基本的によほどのことがない限り解雇はない(あるけど、かなりの金額を労働者に払う)ので、「無期限契約」であれば懲戒免職を除き職にあぶれる心配はないとも言える。

労働時間も変更できる。基本的には週40時間だが、働き方によっては週36時間とかも可能。もちろん減らした時間分の給料は減額され、有給の日数は減ることになるがペンションプランとかに変更はない。

ちなみに、日本で言うアルバイトは存在せず、学生が行う仕事も普通に有給及びペンションプラン(25歳以上は加入必須)とかあるらしい。こういった仕事は大抵「0時間契約」になり、働いた時間分だけ給料が支払われるそうだ。

待遇


上でも述べたが、雇用契約の違いによる待遇の差というのはない。日本のパートやアルバイトのように福利厚生が一切ない雇用契約というものも基本的にはない。ただし、家族手当等の基本給を上げずに額面を挙げるとうの小細工も存在しないので、下記に述べる理由もあり、契約で決まった給料以上の給料はもらえない。ベースアップは会社にもよるが、基本は年に一回。当然だが業績の悪い年はない。

手当てではないが、交通費は基本出る。会社によっては健康保険料も出る。月に€150くらいかかるので出ると結構でかい。コーヒー、お茶は基本無料。昼食もある場合もあるが、こちらは有料になる(今の会社は仕組みがよく分からないので払ってるかは疑問だが・・・)。当然だが外に食べに行ってもよいし、弁当持参してもよい。

ちなみに、高い高いといわれている税金だが、引かれる額は大体3割である。Expatだと30%ルールというのがある。これは額面の30%には税金がかからない(丸々もらえる)というもの。残念ながら僕には適用されないので縁のない話。国外からの優秀な労働者に与えるものなので、パートナービザには適用されないのである。

働き方


基本残業はない。有給は3週間まとめて取るとか普通。戻ってきたときに仕事が山積みということも基本ない。その人のポジションによるが。2社しか働いたことないので、一般的ではないかもしれないが、金曜の夜は会社がビールを振舞ったりする(ただ酒が飲める)。

所謂「上司と飲みに行く」とか「強制参加慰安旅行」とかもない。あるけど、当然自由意志で断ることもできる。別に断ったからといって雰囲気が悪くなることもない。

人によっては副業を持つことも可能。例えば本業で8時-17時まで働いて19時-21時まで別の仕事とかもある。会社既定で禁止していることもあるので注意が必要ではある。僕の場合は決められた8時間を会社のフルにコミットできれば別に副業してもいいという話だったので、雇用契約を結ぶ前に確認した方がいい。

個人的な意見だが、日本で働いていたときより100倍は楽である。いろんな面で。

転職


これは僕自身も日本で経験したことはないのだが、職場を変えると「昨日の味方は今日の敵」になることが日本ではあるらしい。そんなものはない。そもそも、職を転々とする人が多いので(コの業界だからかもしれないが)毎回敵を作っていては身が持たないし、次は顧客として会う可能性もかなりあるのでそんなあほなことはしない。

転職自体は「新卒主義」とか全然ないのでいろいろ楽。周りを見渡しても大体転職組。


隣の芝なので青く見えるかもしれないが、個人的な意見としては労働環境だけを見れば青いと思う。まぁ、僕が日本で働いた会社がそんなによくなかっただけという話もあるかもしれないが。

No comments:

Post a Comment