2014-10-27

ふと思い出した話

僕がまだ日本で働いていたときのことである。当時働いていたのは町工場がそのまま世界規模の会社になったような体制の会社であった。それがいい悪いは置いておいて、そういう会社であった。僕が入社した少し前から年功序列ではなく成果主義へという暗黙のスローガンを掲げているという話でもあった。年功序列がいい、成果主義がいいという話でもないので、その辺を期待しているの荒期待はずれになると思われる。

その会社では成果主義を達成するため(かどうかはしらないが)として総合職、一般職の2種類の給与体系(名目上は違うが、ほぼ給与体系だった)の他に役職のようなものがあった。部長、課長のような大まかなものではなく、ランク付けのようなものである。よく覚えていないのだが、最初がBで次がGとかだった記憶である。またBのランクでも1~5まで格付けがあって格によって給料が違ってきた。僕は転職組みであったが、経験年数が2年(前職を二年で辞めたのだよ)と短かったのでほぼ新卒と同じ扱いだった記憶である。

生ぬるい仕事と、募集要項に記載されていた仕事内容との剥離に嫌気がさして辞めようとしていた矢先に格付けを上げる研修なるものに行かされた。研修用に論文と呼ばれる職務感想文を書かされ、研修施設に週末1泊2日で送られた。その間の給料はでないけど、ほぼ強制だった記憶である。(1ヶ月後には辞めるのに出る必要がるのか?と上司に聞いたら、「出ろ」という話だった記憶。) 研修内容は、2日に渡る各自が書いた論文の内容に関しての質疑応答及び議論であった。

研修施設に行くと監督者から夕食後は各自の自由だが、これを気に先輩社員や同期との交流を深めるといいというようなアドバイスがあった。要するに適当な時間まで飲み会やるから参加しろよという意味である。僕はといえば、体調が優れなかったこともありさっさと寝てしまった。話によると飲み会は日付が変わっても続いていたようである。

あまりやる気のないなか2日目の研修が始まり、自分の感想文を発表する順番が来た。まぁ特に何かがあるわけでもなく、概ね無難に終わったような気がする。その後昼食時に同じグループの参加者と話をしたのだが、その際今でも理解できない面白いことを言われた。要約すると以下の3つである。
  • 会社に不満があるならもっと人と話をするべきだ
  • 昨日の飲み会はその一つのチャンスだったはずだ
  • そういうのに積極的に参加しないのが問題ではないか?
僕が体調が優れなかったから寝たのだと言うと、それならしょうがない、みたいな風になったのだが、個人的には今でも理解できない面白い意見だと思っている。言った人の名前すら覚えていないのだが、悪い奴ではなく会ったのが辞める直前の職場でなかったら友人になれていたのではないかなぁと思うくらいにはいい奴だった記憶である。彼の言わんとしていたことは分からなくもない。特に最初の項目はその通りだと思う。2つ目以降は正直理解できない。個人的には飲み会みたいな場で会社の不満を吐くのが好きではないのと、その場で成された議論を職場でもう一回するのは労力の無駄だと思っている。

例えば今の職場では夏にBBQ、冬にクリスマスパーティ等あり、毎週金曜日はBeer o'clockと呼ばれる会社の金でビール飲み放題な日がある。参加するも自由、しないも自由で、参加しなかったら次の日からバツの悪い雰囲気になるわけでもない。逆に言うと、参加したからといって職場環境がよくなるわけでもない。あくまで経費会社負担の単なるイベントである。同僚との関係も悪くないし、自分の財布を痛めるわけでもないので割りと積極的に参加しているが、娯楽の一環に過ぎない。(そういえば、最初の会社のときは新入社員歓迎会と称した飲み会があったけど、あれ自腹だったなぁ。さすがに新入社員は払ってなかったけど。)

特に何か言いたいわけではないのだが、ふと思い出した話。

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